現代社会において人々のスポーツに対する関心は高まりつつあり、医学界からの対応もさまざまなかたちで行われています。この中でも、スポーツ医学の臨床全科にわたる研究会として「東日本スポーツ医学研究会」「西日本臨床スポーツ医学研究会」が、従来より毎年開催されていました。また研修制度としては「日本体育協会」「日本整形外科学会」「日本医師会」がそれぞれ独自の研修会を開催し、スポーツドクター（あるいはスポーツ医）の認定をしています。

こうした折、スポーツ医学の全科にわたる臨床医相互の学術研究、情報交換、臨床研修を図るため、平成元年に「日本臨床スポーツ医学会」が発足しました。毎年秋に「日本臨床スポーツ医学会学術集会」を開催する一方、各地でいろいろなシンポジウムやセミナーを企画し、また学会誌を発行して会員間の情報共有を図っています。

Japanese Society of Clinical Sports Medicine